読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Shine Blog

桐生貴政という読み物。

もしもギターが弾けたなら…

エッセイ

ギター

 

ギター弾けたら楽しいだろうなぁ

 

そんなことを思っていた26才の夏。

10代の頃も憧れでエレキギターを買ったけど、結局何も弾けないまま友達の元へ

 

世の中には楽器を演奏できる人がたくさんいるから

 

ピアノ弾けたらかっこいいな、とか

ベースならできるかも、とか

 

思うけど、いきなり弾けるわけないし

 

『もしもギターが弾けたら何がしたいの?』

 

友達に聞かれて、思わず答えに詰まる。

なんとも的確な質問をするやつってのは、どこにでもいるもんだ。

 

『いや、だって楽しそうじゃん?』

 

ふぅん、と頷いて違う話をはじめるそいつを横目に

ああ、ギターが弾けたら歌が歌いたいな、たぶん、そういうことだった。

 

26才の夏に買ったARIAの2万円のエレアコ。

あれから何回、森山直太朗のレスターを歌っただろうか

 

2年後には作曲した自分の曲を、アコギをかき鳴らしながら人前で歌っていた

 

10代の頃は、

 

同級生が楽器を演奏できることが羨ましくて

スポーツを小学校からやってたやつが羨ましくて

 

子供のときからやってればなあ、って思っていたのに

 

年を重ねるごとに、

 

3年やればできるようになるかも

これなら夢中になれるかも

 

って思えるようになった。

 

自分より上手いやつが近くにいると、それだけで恥ずかしくて

自分が出来ないことを出来るやつを見ると、別人種のように思えた

 

憧れに手を伸ばすのは勇気がいる

だから人は夢を追う人を応援したくなる

 

自分が持てなかった勇気

自分が挑戦した時の気持ち

 

それを知っている人が、その勇気を応援する

 

でも本当は勇気なんて必要ない

 

人と比べたって仕方ない。羞恥心こそ恥だと知るんだよ

楽しんでる人を見てごらん。勇気を出したことなんて忘れてる

 

経験のないことだって夢になるから

誰だって今日は体験したことのない日なんだから

 

もしもギターが弾けたなら…

 

もしもはきっと、現実になる

 

スポンサーリンク

Copyright © 2016 Shine.jp All rights reserved.